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新緑コンサートが開催されました

2018年04月30日

 薫風香る4月28日、日本を代表するオカリナ奏者ホンヤミカコさんをお迎えして、交流プラザ主催の「新緑コンサート」が開催され、180名の皆様が参加されました。
 開演に先立ち、地元のサークル「オカリナ仲間とらまる」が演奏を行い、会場が和やかな雰囲気に包まれた後、第一部は~朗読と音楽で紡ぐとき~と題して、香川で活躍する古市晶子さん、ギタリスト尾崎史彦さん、朗読者でアナウンサーの熊谷富由美さんによるステージ。
 第二部は~心躍る春の時~と題して、ホンヤミカコさんとハープ奏者毛利沙織さんとのステージ。「小鳥のワルツ」「鳥の丘」「芽ぐみ」など春を喜ぶ楽曲が披露され、オカリナの心癒す澄んだ音と小型ハープの優しい音が織りなす音色に会場は感動に包まれました。
 ホンヤさんは、海外での演奏の体験から、世界中どこに行ってもオカリナによって人々の心と心が通じ合えるとの体験を話され、音楽の持つ力の素晴らしさを訴えられました。
 演奏会終了後、サイン会も行われ、ホンヤさんの温かい人柄にも触れることができた心温まるコンサートでした。



文化協会総会・講演会開催されました

2018年04月24日

 平成30年度東かがわ市文化協会の総会と講演会が、4月22日、多目的ホールで開催され、約110名の方々が参加しました。
 29年度の決算報告、30年度の事業計画(案)・予算(案)が承認された後、記念講演では、旧白鳥町出身で、公益社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟理事を務めるヴィオラ奏者の坂昭男さんが、「地域社会を面白く元気に生きるコツ」~老いも若きも外に出よう~と題してお話されました。
 坂さんは、生まれ育った故郷香川で暮らしていくことを第一に、国家公務員の中でも他県への移動の少ない労働基準監督署を職場に選んだこと、28歳の時に、国際青年交流事業でシベリア鉄道に乗り、ヨーロッパまで渡って、海外から祖国日本を見たときに、感ずるものがあったこと、趣味のヴィオラ演奏を通じて、全国に仲間が生まれたこと、その経験をいかして県民ホールやサンポートホールの設計の際に演奏者の立場から意見を述べたことなどを話されました。
この後、得意のヴィオラで、グノーやマスカーニの名曲を演奏し、また奥様の坂利子さんがメゾソプラノで「浜辺の歌」や「荒城の月」を歌い上げると、会場は深い感銘に包まれました。
 為になる講演と、高い芸術性に溢れた演奏会という、まさに「一粒で二度おいしい講演会」でした。